Android11スマートフォンとインプットツールの接続について。(Android and Inputtool)

確認したところ、前回アンドロイドスマートフォンと弊社のインプットツールの接続について書いた記事は、
もう2年も前の物なのですね・・・
AndroidとInputtoolの接続について
時の流れを感じます。早いですね。

それはさて置き、
その当時最新のアンドロイドバージョンは8だったようなのですが、
ずっとアンドロイド6の端末を使い続けていた私も、昨年ようやくアンドロイド10の端末に買い替え、
今朝、実はその機種がアンドロイド11にアップデートされた事を機に、この記事を書いております。

弊社のインプットツールが使えるのかどうかを確認しておこうと接続すると、
何やら雲行きが怪しい・・・
そうとう手こずりましたが、何とか無事に使える事が確認できましたので、当時と様子が違う事を記しておきます。

なお、同じ手順で、アンドロイド10もやってみましたが、同じようにできました。
(確かアンドロイド9の端末をインプットツールに接続した際は、前述のアンドロイド8に接続したブログを参考に接続しました。)

アンドロイドのバージョンとしては、5.0以降は弊社のインプットツールが使えるはずですが、6は少し重く使いづらい感じでした。
Androidの動作確認済みバージョン
字ばかり書いても進まないので、写真を織り込みながら進みます、
ゆっくり進んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。

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はい、これは載せる必要は無い写真ですが、今回もマイクロソフト株式会社の表計算ソフトExcelを使って進めて行きます。
右上のプラスマークをタップすると、新しい表が開けます。

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インプットツールIW-B012Uを接続し、
試しに入力してみると、普段日本語入力を使っているので、やはり大きな文字が入り、弊社が想定するような動きをしてくれませんでした。

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インプットツールを一旦切り離します。
すると、ソフトウェアキーボードが表示されます。
ソフトウェアキーボードの部分の一番上に、ギアの形をした「設定」の項目があります。
それをタップします。

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今回は、前回とは違って、
キーボードアプリのGboardが、殆どの機種でプリインストールされている(最初から導入されている)そうなので、アプリケーションをダウンロードする手順は省いております。
「設定」の項目の一番上の項目「言語」をタップします。

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「キーボードを追加」をタップします。

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画面をスクロールさせて、英語を探してくださいませ。
アンドロイド10では、Englishという表示でした。

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「英語」を展開すると、英語の項目が選べるようになります。
「英語(米国)」を選択します。アンドロイド10では、「English(US)」となってました。

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現在、画面の上部のところにキーボードの絵があり、
「QWERTY」が選択されチェックマークが入っていますが、これをタップしてチェックを外します。

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次に、そのままそのキーボードの絵を左の方向にスライドさせると、違うキーボードが選択できるはずです。

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「PC」と書かれたキーボードを探してください。タップすると、チェックが付きます。

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前の画面に戻ります。
言語の項目が「日本語」と「英語」になりました。
次は、端末から「日本語」を消していく作業です。
画面右上のペンのマークをタップします。

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言語の前に四角いチェックボックスができ、選択できるようになりました。

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「日本語」のチェックボックスをタップして、チェックマークを入れます。
その後、画面右上のごみ箱のマークをタップします。

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「日本語」の項目がなくなり「英語」のみになりました。

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一つ画面を戻します。

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エクセルの画面まで戻ったら、インプットツールを接続します。
ミツトヨ株式会社の計測器で測定したらば、インプットツールのボタンを押してみてください。
はい、無事に計測値が入り、改行されました。

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試しにもう一度やってみます。
はい、正常な動作を確認できました。

ここまで、お疲れ様でございました。
どうぞ、アンドロイド端末とインプットツールを使って、快適な計測ライフをお送りください。

なお、メモ帳アプリなどでも同じ要領で、入力が正常である事を確認しておりますし、
株式会社ミツトヨ製IT-016Uでも同様の入力ができる事を確認済みです。
(公式には使用できる旨アナウンスはされておりませんのでご注意ください。)

それぞれのアプリケーションで、使うキーボードを変更できるようになったのだと思われますが、
もしも、平常のご使用で、英語しか選択できなくなった場合は、
上記と同じ手順で、英語を消して日本語に設定し直してくださいませ。
お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

(書き忘れましたが、
前回同様、全ての機種でのテストは困難な為、
どの端末においても同様に稼働する事をお約束するブログではない事、
何卒ご了承くださいますよう、お願いいたします。
インプットツールと計測器を既にお持ちであって、アンドロイドスマートフォン・アンドロイドタブレットをお使いの場合は、
試してみたら良いかもしれません、という感じです。)