PPバンドの止め方(引き解け結びについて)。

今回は、役に立つ?情報ですよ。

急に思い出しました。
10年くらい前に、2個の荷物をPPバンドで縛った物が届いたのですが、
そのバンドの止め方が初めて見る止め方で・・・でも、何となく分かったのです・・・
この紐を引っ張れば良いんだって。
紐を引くと、スルッとストッパーが外れ、カッターもハサミも要らない止め方。
ご存知ですか?

我が社は荷物を出荷する事が多く、二個の段ボールをまとめて一個口で出す事も多いのですが、そんな際に役立つのがPPバンドですよね。
今まで過去のそんな記憶がすっかり抜け落ちていたから、普通の止め方しかしていなかったのですが、せっかく思い出したのだから調べてみましょう。
便利な時代です、インターネットで検索すると「止め方」の動画までありますね。

今回やってみてとっても便利なので、世に広めるべくブログの記事にしてみるのです。

はい、これが一般的な止め方ですよね。
ハサミとかカッターでバチンって切って外すしかないです。
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次、これが魔法のように解ける止め方の準備です。
PPバンドをウネウネさせて、その二個目のウネにストッパーを引っかけます。
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このまま荷物の周囲をぐるりとさせ、反対側は今まで通り止めて、ハサミでカット。
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そして、この紐を引っ張ると、ホラ、一瞬で取れます。
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写真を撮る暇もなく瞬時にパラリと。
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これは素敵です。

ただ・・・ちょっと見た目が美しくないですよね。
あと、片側の紐が長いと、他のお客様の荷物に干渉したりしそうで怖いし。
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なので、オレンジハウス流のひと手間をプラスします。

さっきのウネウネをウネウネウネにします。
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分かり辛い書き方をして申し訳ありません。
要は、先程の折り方での手前の長い所を更に折って、ストッパーに挟み込む事によって
邪魔にならないようにしスタイリッシュにするのが目的です。
紐の折る長さ、この辺が企業秘密なのですが、
自分が作業しやすく、受け取った相手が外しやすく且つ輸送中に解けない長さにしないといけないので、
そこを探っていく必要があるのです。
言わば「黄金比」と呼べるポイントを見つけていくのです。
企業秘密と書きましたが、まぁ、正直な話、私もザックリと折ってるだけです。
一応、私的には最高の長さを探りました、そこが一番時間がかかりました、という話です。
何となく写真から推測下さい、こんな感じでOKです。

折った所は、なるべく一直線をキープします。仕上げの美しさ度合が変わります。
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そして、3っつ目のウネにストッパーの一端を掛け、荷物を一周して普通に止めハサミでストン。
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はい、これで出来上がりです。
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この紐の輪っかに人差し指を入れて引っ張ると、ほら、同じように取れます。
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さっきの物よりもシュッとしているし、指一本で取れる、
凄いと思いませんか?

ただ、一般的な方法に手順を追加しているので、この輪っかを引っ張るというのが伝わらない可能性もあります。
でも、私的にはこれが完成形だと思ったので、以後、この止め方でやっていきたいと考えています。

最後に、
引き解け結び、これは英訳するとslipknotになるそうですよ。スリップノット・・・これでニヤリとされる方、どのくらいいらっしゃるでしょうね、弊社のホームページで。