発想の転換。

はい、書こうかどうか迷いました・・・

一般的には、身内を褒めるのはタブーとされていますので・・・
社会人として常識がない、という部類に入るのでしょう。けれども、正直な話、ちょっとこの話は皆様に知っていただきたい内容なので・・・

昨日首相より、史上初の「緊急事態宣言」が出されました。
世の中の自粛はより一層進むでしょう。
いや、なかなか出なかったのは、後ろの根回しをしっかりしておかないと、世の中がパニックになる恐れがあったため、などとも言われております。
あくまでもインターネット情報なので、真意は分かりませぬが・・・
自宅待機ならまだしも、立ち行かなくなり失業や倒産の危機・・・ハッキリ言って、未曽有の事態でしょう。
職を失った時、どうすれば良いのかは私にも分かりません。でも、何かの役に立つかもしれない話。

えぇ、察しの良い人ならば、サムネイルの画像で既に気付いた事でしょう。
canon2
やってしまいました・・・昨年12月に買ってもらったばかりのカメラ・・・あぁ、ちょっとニュアンスが違います、
買い換えてもらったばかりの会社のカメラ・・・
雨の日の撮影で、ソフトケースに入れる際に滑らせちゃって、お手玉状態・・・あ!と思った瞬間、鈍い音がしました。
グワシャとかグチャンとか、何かそんな感じの。
そうは言っても大丈夫だろう、とか考えつつも実は大慌て。
本業は、こんな撮影するような仕事ではないのでね・・・
職場から撮影に行くと、行く時間、帰る時間、無駄になります。ただでさえ時間無いのに、
他のスタッフからは「行かなければもっと余裕もって終わるのに」とチクリとやられておりますよ。(苦笑)
そんな訳もあって、出社の際の道を変更して、撮影してそのまま出社、という形がスマートではあると思いつつ。
でも、バタバタバタバタするのです、朝は子供の支度に余計な時間を取られてしまうから。
それでも時間を捻出、「おっ、今日はまだあと4分あるぞ、その間にあそこを撮って、あそこを動画で撮って」そんな事を考えつつ運転し、
到着!はい、カメラ持って、走る、はい撮影、はい、車戻る、ってのの繰り返しの日々。
ある雨の日・・・4月1日なのですけどもね、新入社員などは入社式の日、つまりスタートの日ですよね、その日に何とカメラお手玉。
最悪です。
でも、気分は不思議とどん底にはなってなかった。私はネガティブな性格なので、どちらかというとこういう事があると、もう暗い方ばかり向いて
「あぁ、どうしよう?」「もうダメだ」こんな事を繰り返し唱え、更なる絶望に辿り着くタイプ。
ですが今回は、ナゼなのか心が前向きで、よしキチンと弁償して撮影を続けさせてもらう方向で話をしよう、と果敢に進む気満々。
元々、会社の内部で使う記録用カメラを勝手に持ち出して撮影しているのでね、尤も、撮影に行く旨は社長にも話しているのですが、会社としてみた場合、余計な事をやっている訳でして・・・
私が社長ならば、もう壊れたのは買い直さないでいいから撮影にも行くな、そんな事を言うだろうな、と考えながら。

テストしてみると、どうやらレンズのみの破損で・・・見た目は何ともないのですが、レンズが伸び縮みする機構が壊れている。カメラが無事だっただけでも助かった!

レンズ新品を探すと、当時の最安値で2万4千円!ビックリ値段です。え?!そんなするの??(メーカーの定価はもっと高いです。)
ちょ・・・ちょっと買えない・・・
ちゅ・・・中古を・・・
探すと、約1万円の物が・・・あ、コレならば何とか・・・でも、ダメだろうな・・・新品の場合は分割でお願いしよう・・・
この時も、全く後退していない、寧ろ前進する為に弁償、という考えでした。

誰にも言わずに勝手に買い替えという方法もあるでしょう、でも、それはフェアじゃないと言うか・・・一応会社の所有物を破損させた訳なのでコッソリという訳には、ね。
万一他の人が使って今後壊した際、それが保証の範囲内であった場合、修理出そうとかいう話になって・・・いえ、実は壊して私の判断で勝手に中古に買い替えてました、とかいう話になると大問題だから。
そのくらいの常識は持っている。
だから、気持ちの整理もして、自分で払うという事もちゃんと納得して社長に交渉に行った。
交渉っていうのは、今後も撮影、そしてTwitterだとかの発信の事を続けたい、という旨ね。ここで打ち切れと言われる可能性も当然ある訳なのです。
翌日社長を訪ねる。

事の顛末を話し、自分で買い換えます胸の内を伝えると、社長はすぐさま「いや、それは個人で買うべき話ではない」と。
え?!
もう一個レンズ会社の経費で買いなさい、と。
え?
でも、今やっている事は続けたいので、自分で買います、と言った。
社長は、いや会社で買って、また続けてやればいいよ、と。
え・・・ありがとうございます!
社長は続けた。今、貴方がこのカメラを落としてレンズ壊した、これはきっと何かの意味があるんだよ、いや無いかもしれないけれど、あると仮定しよう、
そうした場合、もっと前進する道を考えてみたらどうか?例えばどうせ買い替えならば前のとは違うレンズを買うとか?と。

目からウロコでした。
そんな考え方があるのか?!って。
そんな中で、私は・・・実は、同じレンズを買おうとしてるのですが、自分で買う場合この中古のを買おうと考えていまして・・・と告げる。
社長は、あぁなら、定価の2万4千円はつかっても良いから、そのレンズともう一本買ってもいい、このピンチをチャンスにしてみない?と。

もう本当に、考えもしない答えでした。
社長曰はく、いや貴方のした事は失敗よ、払わなくてもいい出費をしているそれはちゃんと反省しないといけない、
でもそこでもうダメだ、絶望だと思ったらせっかくやり始めた事が無駄になって、そっちの方が損じゃない?と。
ナルホド、こういう考え方でないと、社長は務まらないんだなぁ、と感じました。
私は目先の事しか考えていなかった。
でも、不思議と後退はしていなかったのは、何かこういう事を暗示していたのかなぁ、とか。
ま、スぺリチュアルな世界には私は興味はないので、そこは深くは掘りませんが、もう少し続けていける事になりました。

ありがとうございます、こういった皆様に助けられ支えられ今私は存在しているのです。
何か悪い事が起き、必ず人は暗い方を見ます。でも、そんな時も、発想を切り替えて、前向きに前進すると、好転する道が開けるかもしれません。
自暴自棄になる時もあるでしょうが、諦めてはいけないと思うのです。辛い時も気持ちを何とか舵取り、切り替えて進まなければならない。

こんな時期だから、資格を取ろうとするのも良し、
今まで何度も挫折している難しい本を読むチャレンジをするも良し、
新しい商品や製品、アイデアを書き溜める創造の日々も良し、
再就職は難しいかもしれませんが、新たな求人を出しているところもあります、
そこに飛び込んで新しい道を開くも良し、何かしら転換する事は可能なはず、
ただ、そこに気付いてない人が多く居るはずなので・・・私も含めて、ね。だから敢えて書きました。

塞ぎ込むニュースばかりですが、明るい方を目指してちょっとだけ前進してみる、これ必要ではないですか?
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<ここから4月9日加筆分>
実は、昨日書いたこのブログ、完全版ではないのです。
時間なくなって、途中で上げて帰っちゃいました。

社長と話して、もう一個新たなレンズを買おうといろいろ探してみたのですが、残念ながらこの壊したレンズよりも安いレンズが見つからず断念。
以前のブログで書いたのですが、今までは先代が遺されたEOS 5D Mark2をずっと使っていたのですが、ある日を境に写真に黒いつぶつぶが載るようになってしまって・・・
でも、こちらのレンズ、テストしてみると大丈夫そうなのです、こっちはカメラの異常ですね。
その時の異常な状態を記したブログがこちら
だから、レンズ勿体ないなぁと思っており、このEFレンズを今使っているミラーレスカメラへ搭載できないかなぁ、と調べるとアダプタを付けると使えそう・・・
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一緒に買いました。
一眼レフ用のレンズを取り付けてみました。
canon4
うぉぉぉ、何だかカッコ良い気がします。
テスト撮影に出掛けたのですが、うん、そうね、何だかこれが一番しっくりする気がします。
現像した物も、一番綺麗というか、自分の意識した物ができるのが早い気がします。
canon5
所詮アダプタなので、人によってはおススメしていないみたいなのですが、私はコレが一番好きかなぁ、と。
よぉ、相棒、みたいな気持ちです。笑

最後に、
ちょうど偶然にも一年で一番月が大きくなるというスーパームーンの日だったので、撮影しておきました。
4月の月はピンクムーンと言う呼び名らしいですが、はい、撮影した物・・・1月に書いたブログの物と角度が違うのみで、全く同じ物でした。
その時のウルフムーンのブログがこちら
つまんないので、スーパーピンクムーン、合成で作っちゃいました。
canon6
この画像を作成している時、ふと過去の記憶が蘇りました。
それは、先代と掛け軸を模索している時期、私が何枚か描いた日本画を、お知り合いの美術学校の先生に見ていただいて感想を聞こう、という時の物でした。
全くの素人である私が絵を描いて、誰かに販売しようとしているのです。
そりゃ慎重になりますわな。
その掛け軸の事を書いたブログがこちら
しきりに先代が先生を急かすと、先生は慌てる事もなくこう仰られました。
「この絵が良いとか悪いとか言う前に、
私はこの絵を買うか買わないかと聞かれたら、買わないと答える・・・それは例え千円でも二千円でも。
なぜならば、私は絵を描けるからです。もしもこの絵を気に入ったなら、それを記憶して帰り、自分で自分の一番好きな形で描いて飾ります。
絵が描ける人というのは、ある意味誰しもこの感覚であると思います、違いますか?」と私に。
あぁ、ナルホドその通りだと思いました。
無い物は自分で作ればイイジャナイ、これは昔から私も感覚的に持っていた。
そこがクリエーターかそうでないかの違いになるのだろう。
いいですか?
無い物は作ればいいんです。ちょっとでもやりたい事が見つかったら、失敗してもいいから実行してみたらいいんです。
コロナの影響でいっぱい考える時間が与えられた貴方、考えるよりまず行動、必要ですよ。
これも発想の転換の亜種。
ま、私はでも、自分で描けないから高っかいイラスト集いっぱい買ってますけどね。笑

はい、とっても長くなりましたが、読んで下さった皆様、ありがとうございました。
ちなみに、壊してしまったレンズは、私のデスクの目の前にモニュメントとしてずっと飾る事にしました。
見る度にこの出来事を思い出すでしょう。これが良い自分自身への戒めになると考えました。
調子に乗っていた訳ではなく事故なのですが、調子に乗りやすい性格なのは自分が一番良く知ってますから。笑