「トップページ画像」カテゴリーアーカイブ

種明かし。

15日ですし、そろそろ書きましょうか。

実は、
11月用のトップページ画像に「ある仕掛け」と言いますか、面白い工夫をしていました。

これまでのトップページ画像は、常に「オレンジ」と「音符」を描いて来たのです。
9月だけは、音符ではなくてト音記号でした。
あとは、オレン爺さんが被り物をしていてオレンジとして成立していない場合もありますね・・・
さておき、
11月のトップページには音符が見当たらないですよね・・・
いえ、あるのです。
ほら。
onpu_11gatu

hiragana
音符にお気付きになられない事を考慮し、とっても分かりやすい位置にカタカナのウを配置しています。

何かの番組で見たのですが、簡単なクイズの「答えの映像」を流し、
さて問題です、今の映像の背後にあった時計は何時何分だったでしょうか?
と、いう意表を突いた質問でも、女性は案外正解できる、というのを見た事があります。
これは・・・あくまでも一般論の話ですけど、女性と男性では見ているものが違うんだそうです。
そんな話もあって、お気付きになったのは女性が多いかしら?
カタカナでオ・レ・ン・ジ・ハ・ウ・ス、あとは音符を画像に紛れ込ませておりました。
pic_top11_tane

十一月(2017)のトップページ画像を描きました。

さてさて、
今年も残すところあと2か月です。
余裕が無くて出来なかった事、何か忘れていませんか?
今だったら、まだあと2か月あります。
充分修正が効く期間だと思いますので、思い出して取り組みましょう!

以前から書いておりますが、今回からトップページ画像のストックが切れ、
私もいよいよ余裕が無くなっていたところでした。ですが、
何とかギリギリ間に合いました。

構想はあったのです、
十一月と言えば何だろうかなぁ?って考えて、思い浮かばず・・・
結局、他の月を考えて、最後に残ったのが十一月。うん、そうね、紅葉かしら・・・と。
ただ紅葉を描くのは面白くないので、そこから膨らませて、
自分なりの「花札の鹿ともみじ」を作ろうと思いましてね。
写真のストックからもみじの写真を探し、今回はこれを使う事にしました。

個人的には写真合成には凄く思い入れがありまして、
コダワリと言うか、「合成したと分かるような写真なら作らない方が良い」って思ってます。
まぁ、無理なんですけどね。分かっちゃいますが、カレンダー作成のブログでも書きましたが、そのくらいの意識で居ます、という事ですね。
ですから、ソフトウェアのボタン押したらポンって仕上がる機械的な切り抜きは絶対に使いません。
どんなに時間が掛かろうが、拡大して手作業で選択して余計な部分を削除、その繰り返しです。

今は会社の液晶ペンタブレットを使わせてもらっているので、ただのマウスで作業するよりも圧倒的にラクだし時間短縮にはなっていますが、
それでも・・・
使った人にしか分からない苦労もありまして、
液タブの表面はガラスですが、ペン先はプラスチックなのでツルツル滑ります。
このペン先がツルっと逃げないように、普段字を書くのとは違った力が必要なのです。ですから、腕や肩が疲れるんですよね。
おまけに液晶画面をずっと見てるから目も疲れる。
お絵描き「あるある」ですね。
間に合わないかと思いました。
でも出来ました。液晶ペンタブが無ければ完成しなかったでしょう。

ピックアップした写真は、
空から落雷しているかのような枝振りの立派な大木です。
momji-moto
もっと紅葉らしい写真はいくつもありましたが、この写真を切り抜きたい、と思いました。
というか、挑戦でした。
背景は赤色と対照的な位置にある緑色を使いました。
こういう色使いは、センスが必要なので難しいですが、掲載期間は一か月ですしやってみました。
何人の目に触れる事になるのか分かりませんが、少しでも面白い物になっていたら幸せます。
(「幸せます」は、山口弁の「幸いです」という意味です。)

よし、あと残すところ来月の一か月分の画像、こちらも完成しておりません。
今から頑張ります!

<おまけ>
実は、DMMのクリエーターページに掲載しようと思って、
以前、ハンドスピナーのブログのページでも書いたのですが、
忍具(忍者の使う道具:苦無、手裏剣、撒菱)3点セットを3D-CADで作成してみました。
kunai.jpg

こういう世界もまた分からなかったので、岸本斉史先生の描いた物を見て
なるべく実物に近い物、そして実寸に近い物にしようと頑張りました。
コスプレ用として需要があるだろうな~、と考えて。
出来ました!
が、残念な事に「武器や凶器となりえるデータは造形できない」この項目に引っ掛かるみたいです。
どうりで、他に売ってる人が居ない訳だわ。

十月(2017)のトップページ画像を描きました。

多くの期待を裏切り、今月は「運動会の様子」です。
昭和の時代の思い出話をまた持ち出して恐縮ですが、当時「町民運動会」なる物がどこの市町村でも行われていた記憶があります。
運動は得意ではありませんでしたが、トラックの周囲をテントが囲みその後ろに出店がズラーっと・・・今では考えられない光景がありました。
出店で買い物ができる、それが楽しくて。
田舎ですらお隣さんとのお付き合いも殆ど無い「平成」の世、良くも悪くも団結の「昭和」、当時はみんな総出で参加するお祭り行事でした。
そういう時代だったと思います。懐かしいなぁ。

それはさて置き、この絵を描く同時期に、尊敬する荒木飛呂彦先生のインタビューを読みました。

先生によると、幼い頃の愛読書は美術全集だったそうで中でもゴーギャンの作品には衝撃を受けたそうです。
華やかな色彩、そこには大地をピンク色で堂々と塗った絵があるらしく、
「地面が茶色ではなく、ピンクでいいんだ!」と楽しくなったそうです。
ご自身も作品に取り入れているようです、空が黄土色、地面がピンクとか・・・
ん?!
そんな妙な絵、成り立たないよ、空が黄土色?!在り得ない在り得ない、と・・・
検索してみてビックリ、実はその絵を私、以前から普通に見ていますね。
荒木飛呂彦ワールド全開です、素晴らしいですね、在り得ないですが、普通に見れます。
カラーリングのセンスが成す業でしょう。本当に今まで何の違和感も無かった。

そんな訳で、同じく「凝り固まった頭では何も創造できない」というのをウリにしたいワタクシも真似してみました。



無理でした。

一応、面白いので「十月トップ画像~杜王町バージョン」載せてみます。
両者の比較をして、
例えばですけど、「依頼する人が違うとこんなにも違う作品ができるのか」という差が伝わると、
作った甲斐があるなぁ、と思いますよ・・・実は、こちらにもかなりの時間がかかってますのでね・・・
本気でトップ画像にしようと頑張っていたものですから・・・
pic_top10_2

九月(2017)のトップページ画像を描きました。

予告した通りに夜空です。
6月に少し時間が空いた際、できるだけ画像を仕上げてしまおうと考え、
6月は何だろう?7月は?と考えている時に真っ先に思い付いたのは9月の「月見」でした。

月はメインだからできるだけ大きくして、星も雲も無い夜空、
月見なので当然「お団子」は必要だし、季節を表現する「ススキ」も入れよう。
こう思いついたらあとはサラサラサラと簡単、1時間半くらいで完成でした。

・・・え?このイラストに1時間半もかかるのか?多くの人がそう思われたはずです。

はい、かかるのです。
多分、早い人で15分くらいで仕上げてしまうでしょう。
では、90分との差の75分、一体何をしているかと言いますと・・・
ひたすら悩んでます。

構図を決め、描き終えるまでが30分~40分でしょうか。これが第一弾の悩み所。
私の場合、Illustratorというソフトで描いているので、例えば月なら月の絵が描いた後で自由配置できます。
そこから第二弾の悩みが始まるのです。
ススキはもうちょっと右かな?お団子の色はこれで良いか?そもそも月が月に見えるだろうか?
誰なのかも分からない他人になりきって、これは良し!これはもうちょっと右、
あれ、右にズラしたら変な空間ができたなぁ、これは・・・うーん・・・ま、良い事にしよう、って永遠やってます。

それはこのブログの文章もまた然りでして、
ここに「、」が必要かな?ここで改行した方が読みやすいだろうか?妙かな?ここの表現はこう変えよう、
やり始めたらキリがないのです。
何度も何度も確認します。
好きだというだけで、センスが無いのです。

他人からすると無駄だと思える時間。ですが、私はこういったコダワリとか世界観は失ってはならないと思ってやってます。
だって、せっかくなので面白い物にしたいじゃないですか。
インターネットの世界から拾ってきたような物にしたくない、でも自信が無い、
掲載する勇気が出無い、だから期限ギリギリまで粘ります。悪あがきをします。
巨匠ともなると、そこは力で捻じ伏せるだけの説得力があるものを作るのでしょうけど私は違いますからね。
それだけ頑張ってやっても、恐らく大した物にはなっていませんが、
見て頂く、あるいは読んで頂く為に必要な事だと思っています。

余計な裏話が長くなりました。
さて、
昨日などは10月中旬の肌寒さだったみたいで、気温の変化に付いていけない自分が居ます。
そんな10月の画像も、既に描いてます。
11月以降はまだ出来ていません、案はあるのです、が・・・予定より物凄く時間がかかってます。

八月(2017)のトップページ画像を一時的に交換していました。

毎日暑い日が続いておりますが、
そんな山口県とは裏腹に東京では40年ぶりに17日連続の雨の様子。
1977年には22日連続の雨が観測されいてるようなので、このまま記録を破って・・・などと願うのはスポーツとは違い、許されない事なのかもしれません、
農作物への被害などいろいろな影響が考えられますからね、早く夏日が戻ると良いですね。

さて、オレンジハウスのホームページでは、
8月11日から17日の6日間だけ、サプライズで「山の日」バージョンのトップ画像にしていました。
御覧頂けましたでしょうか?

中学生だった頃の美術の時間、
山は遠くになる程「白っぽく」表現すると遠近感が出て良いのです、というアドバイスを先生から貰った事があるのですが、
その頃は意味が分からず、また理由を聞いたのか聞いてないのか定かでは無いのですが、
何を言ってるの「山は緑」でしょ、とズイズイ自分の我を通していました。
どうやらこれには理由があるようで、空気中の水蒸気が厚くなる分遠くが白っぽくなるのです。
が、
単純に緑に白を混ぜて色を作り、全然違う!、こんな色じゃない、と・・・
今の年齢になってやっと先生の言ってる意味が理解できたというよくある話です。
私はAdobeイラストレーターでトップ画像を描いているのですが、現代は便利ですね、
レイヤーで真っ白のフィルターを山の緑の手前に挟んで透明度の数値を下げれば、はい、出来上がり。
描いた本人にしか分からないのかもしれませんが、いろいろ技術を駆使して頑張って描いているのです。

実は今日・・・社員から、あれ何の絵だったの?という指摘を受けましたが、
つ・・伝わらないんですね、山登りの絵でした・・・トレッキングポールを持たせれば良かったのに、というアドバイスがありました。
次回は持たせます。
ちなみに、既に画像は海バージョンに戻しましたので。

時々は、こんなトップ画像をいきなり替える事をやってみても楽しいかなぁ、と。
では、次は9月ですね、夜空です、もう6月に描いちゃったものですから次は夜空です。

八月(2017)のトップページ画像を描きました。

こんにちは。

もう八月です。毎月のように書いてますけど、早いですね。

子供たちは夏休み真っ盛り。
羨ましい、ただ今もし自分が子供に戻れたとして、同じように泳いだり虫取りに行ったりするだろうか?と、ふと考えてみると、
無いな、と思ってしまう冷めた自分が居ます。
大人を経験してこその感覚かもしれませんが、
子供に戻ったらあの無尽蔵とも思える体力、蘇るのでしょうか。

そういえば振り返りついでに。私たちが子供の頃はスマートフォンなんて無かったし、そうです、パソコン持っている人というのは一部のお金持ちだけでした。
こんな事を書くと年を取ったなぁとつくづく感じますけど、今と昔では生活環境が違いますよね。
山や海で過ごす以外に、遊ぶ事が無かったのです。
本当に無かった!
砂浜を何往復もしては流れ着いた物を拾って砦を作り、葉っぱで作った笛を何時間も鳴らして喜んでいる、現代っ子には考えられない世界なんだろうな。

携帯やゲームがあるのが普通じゃない、特別な事なのにそれが「普通」という日常になっています。
分からないなりにもそういった子たちの想いに、心を巡らせて、何か楽しい事、新しい事無いかなぁと毎日考えてます。

さて、画像の事ですけど、
八月は「花火」というのが一番に思い浮かんだのです。
しかし、七月は七夕だったでしょう、九月は・・・実はもう描いてますけど、やっぱり夜空なのです。
八月を花火にすると、三か月連続で黒系の画像になる為、メリハリをつけたい。
なので底抜けに明るい海の絵にしたいと考えました。

まるで会社のサイトではない画像になりましたが、
パラソルを描くのにかなりの時間を費やしてしまいましたので、よし、これで行こう、そんな想いです。どうぞ一か月間お付き合い下さい。

ちなみに、モデルにしたのは山口県周防大島町の「真宮島」という、干潮の時だけ歩いて渡れる無人島です。
恋のパワースポットなどとも言われているみたいなので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

七月(2017)のトップページ画像を描きました。

暑い・・・
何という暑さでしょう。
7月2日(日)、こちらは朝からずーっと一日中暑かったです。
まだ梅雨明け宣言が無いので、ジトジトして湿気も凄く不快度満点です。

そんな7月ですが、トップページの画像を更新しました。

7月と言えば、七夕ですね。
そのものズバリの七夕の夜空を描いたのですが、
描き始める際のコンセプトとしては「絵本の物語が浮かびそうな夜空」でした。
それが達成できているかどうかは別として、
描いた本人それなりに満足しましたので、これで掲載に至りました。
涼しげな夜を感じて頂けると幸いです。

六月(2017)のトップページ画像を描きました。

5月13日頃に、沖縄と奄美地方が梅雨入りした様子です。
もうすぐ九州南部も、梅雨入りするとの予報です。

6月になりましたね。
ジューンブライドという語句を想像する人もいらっしゃるかと存じますが、
私は梅雨しか浮かびません。雨、雨、雨。
空気がジトッと重いし、それに連れ気分も重くなりがち・・・
ただ、この時期に降らないとそれはそれで困るのですが、人とは勝手なものです。

そんな訳で、6月は紫陽花と蛙にしてみました。
今回、大きく作風を変えてみましたが、
トップページ画像を描くにあたっての当初の計画では、12か月毎月まったく違う芸風で描こうという予定でした。
時間の都合もあり、なかなかそんな訳にもいかず、あまり時間がかからない方法を選択して来たのが実情です。
たまにはこんな感じも良いかなぁ、と想ってやってみました。

それでは、天候に負けずに6月もガンバロウ!

五月(2017)のトップページ画像を描きました。

シリーズ化する予定はなかったのですが、「トップ画像を描きました」シリーズ第4弾です。

爽やかな時候になりましたね。既に、夏のような日も多いですが。
車を走らせると、四月の下旬辺りから鯉のぼりを目にする事が多くなりました。

昔はもっともっといっぱい空を泳いでいたイメージですが、少子化や、経済的なものも関係しているのかもしれません。

さて置き、
そんな訳で、3月に引き続いて端午の節句を意識したものにしました。
個人的なイメージでは、5月と言えば「五月病」なのですが・・・
気分を一新して頑張りたいですね。