月別アーカイブ: 2017年10月

十五夜でした。

昨日は中秋の名月、十五夜でした。
ぴったり満月ではなかったようですが、雲の隙間から月が見えてとてもきれいでした。
夕食の後には、お団子を食べましたよ。

カレンダー業界に革命を。(つづき)

はい、カレンダー繋がりですけど話題を変えます。

私の職場のデスクの上に、お気に入りの卓上カレンダーがあるのです。
ただ・・・色がね・・・いえ、別に良いんですけども、見る度に「あなたは何色なの?」と心の中で言ってしまうのです。
desk_calendar
写真だとちょっとまた色が違って見えますね。
ずっと疑問だったので、この機会に調べてみました。
会社にある「色の辞典」と実物とを見比べてみると・・・左から、レッド、バイオレット、ピンク、コーヒーブラウン、セージグリーン、イエロー、桔梗色、と判明。
セージグリーンと言うのか・・・
でも、何だか色があっちこっち飛び過ぎな気がするのです。
一週間は七日だから七と言えば「虹」、虹色にするとまとまるのでは?
color_calendar
色は、赤、橙、黄、緑、青、藍、菫、目にやさしいように、発色を少し抑えました。
いかがでしょうか、
何となく落ち着いた気がします。

凝る性分なので、もう少し。
曜日の「月」とか「火」とか「水」、皆さん気になりませんか?
私はあれが子供の頃から疑問で。
「火」なのに火の色の要素がまったく無いですよね。
そればかりか、火色である赤が「日」に使われている、水色は「土」です。
いやいやいや「土」は土色でしょ、と。

そんな悩みを一気に解消したカレンダー、無いなら自分で作ってしまおう、とコツコツと作っていました。
original_calendar
コダワリはやはり、土日を一括で記入したい人向けのデザインです。それ用に並びを考えて配置しています。
ここが一番苦労しました。
そして、曜日の色。「月」は黄、「火」は赤、「水」は水色、「木」は緑、「金」は銀鼠色、「土」は土色、「日」は生成色を採用しました。
何で「金」が鼠色なのか?と聞こえて来そうですね。
本来、金色とか銀色というのはパソコンの世界にはありません。
全ての色は、イエロー、フクシア、シアン、この三色の組み合わせで作られていますからね。だから、使える色の中で銀鼠色にしたのです、金属、メタリックの色です。
植え付けられた固定観念があるので、さすがに土日は枠の中を塗らないと「火」が日曜日に見えたりして混乱を招くので、そこは工夫したのですが、
土色と水色の組み合わせは・・・さすがに視認性が悪いですね。認めます。

こういった一年を一括で掲載しているカレンダーって、探せば売ってるみたいなんです。
でも、違う違うそういう事じゃ無いんだなぁ~、って思ってしまうのです。
日にちを固定していて、曜日が月でバラバラ、これでは土日での一括記入ができない月があります。
wall
ウォールカレンダーっていう名前みたいですね。

さて、オリジナルカレンダー完成しましたので、社内で話題にしてみました。
お客様で自由にカレンダーのデータをダウンロード可能にして、必要であれば使っていただこうと考えておりましたから。
ただ・・・
ボツでした。
理由はいろいろあります。秘密です。
・・・革命、失敗です・・・

ブログとしては「残念な結果の記録」となってしまいましたが、
いろいろと新しいアイデア・自分では考えもしなかった改善策等を受け取りましたので、次回作に活かします。
こうやって記事にして書くと、忙しさにかまかけて逃げる訳にいかなくなります、第二弾を考えなくちゃ、そこが目的なのです。
果敢にチャレンジしていきますよ!
ただ・・・今年中の完成は無理かな・・・

カレンダー業界に革命を。

また大仰なタイトルを付けましたが、そのくらいの意識で考えていますよ、というアピールなんです。

遡ること5月の連休の辺りだったと記憶していますが、
テレビのサスペンスドラマか何かをチラっと見た際に、出演している左利きの人がカレンダーに印をして何かを書き込むシーンがありました。
見て、
瞬間「はっ!」としました。
私は右利きでずっとやって来てますが、左利きの人達ってどんなに不便なんだろう?と感じたのです。
何だか、テレビのその光景に違和感があったんです。
演者の芝居がどうこうではなくて、自分とは違う左利きの世界って知らないなぁ、という事です。
そこから膨らませて、
左利きの人が使いやすいカレンダーを作ってみよう、と思い立ちました。
left_calendar
それがコレです。
考えても考えても全く分かりません。
ですが、左利きの人は英語の筆記体を書くのが苦手だと聞いた事があり、だったら右から左に数字が増える方が良いのかしら?と。

ですが、右方向から左に文字を書こうとしたとして、漢字もひらがなもカタカナも数字ですら、書き辛いですね。
英語もそうかな・・・右から左にスラスラと・・・無理ですね。
でしたら、右からスタートする前提で考えるとして、原稿用紙。
右から下に進み、折り返したら左に一行ズレまた下に向かって進む。
これをカレンダーに応用するとこうです。
kanji_calendar
おっ!
和!

いいですね。なかなか日頃お目にかからない感じになっています、漢字だけにね。
しかも、左利きの人も使いやすいのでは無いかと想像します。
実際に私の周りに左利きの人が居ないので、空想でしかないのですけど。

せっかくカレンダーの話題を書いたので、最近のカレンダー事情を書いてみます。
最初にお断りしておきますが、まったくの私個人の意見です。

私は昔ながらの、日曜始まり、土曜終わりのカレンダーが好きなのです。
というか、これでないとダメだと思ってます。
normal_calendar
なのに、最近増えてきているのが、月曜始まり、日曜終わりのカレンダーです。
聞いたところによると、どうやら、週末の予定が一気に、詳しく言うと、土日をまたぐように矢印を引いたり書き込みがし易いとかで、近年市場を席捲する人気です。
monday_start
うーん・・・
古い頭には理解できないや。
しかも今、世の中に混在しているから、あっちを見ると日曜始まり、こっちは月曜スタート、こんがらがってしまって。

何とかならんもんか??と考えて・・・
あ!
土曜始まりの金曜終わりなら、日曜日がカレンダーの右隅に行かないから、これなら日曜始まりのカレンダーに近いかな・・・
saturday_start
うーん・・・ダメ。
よし・・・えいやっ!
ubnomal_calendar
自分としては、これなら目標クリアなのですが、やっぱり見辛いですよね。

まだまだ続くのですが、あまりにも長くなってしまったので、次回に続きます。

十月(2017)のトップページ画像を描きました。

多くの期待を裏切り、今月は「運動会の様子」です。
昭和の時代の思い出話をまた持ち出して恐縮ですが、当時「町民運動会」なる物がどこの市町村でも行われていた記憶があります。
運動は得意ではありませんでしたが、トラックの周囲をテントが囲みその後ろに出店がズラーっと・・・今では考えられない光景がありました。
出店で買い物ができる、それが楽しくて。
田舎ですらお隣さんとのお付き合いも殆ど無い「平成」の世、良くも悪くも団結の「昭和」、当時はみんな総出で参加するお祭り行事でした。
そういう時代だったと思います。懐かしいなぁ。

それはさて置き、この絵を描く同時期に、尊敬する荒木飛呂彦先生のインタビューを読みました。

先生によると、幼い頃の愛読書は美術全集だったそうで中でもゴーギャンの作品には衝撃を受けたそうです。
華やかな色彩、そこには大地をピンク色で堂々と塗った絵があるらしく、
「地面が茶色ではなく、ピンクでいいんだ!」と楽しくなったそうです。
ご自身も作品に取り入れているようです、空が黄土色、地面がピンクとか・・・
ん?!
そんな妙な絵、成り立たないよ、空が黄土色?!在り得ない在り得ない、と・・・
検索してみてビックリ、実はその絵を私、以前から普通に見ていますね。
荒木飛呂彦ワールド全開です、素晴らしいですね、在り得ないですが、普通に見れます。
カラーリングのセンスが成す業でしょう。本当に今まで何の違和感も無かった。

そんな訳で、同じく「凝り固まった頭では何も創造できない」というのをウリにしたいワタクシも真似してみました。



無理でした。

一応、面白いので「十月トップ画像~杜王町バージョン」載せてみます。
両者の比較をして、
例えばですけど、「依頼する人が違うとこんなにも違う作品ができるのか」という差が伝わると、
作った甲斐があるなぁ、と思いますよ・・・実は、こちらにもかなりの時間がかかってますのでね・・・
本気でトップ画像にしようと頑張っていたものですから・・・
pic_top10_2